マンガ日本の古典
今昔物語(上・下巻)
水木しげる 著
図書館から借りて読みました。
いやぁ、おもしろい。
「赤鼻の僧」は芥川龍之介の「鼻」と同じ元ネタですよね。
元々の今昔物語を読んだことがないのですが、この二作やや展開が違います。
「鼻」は何気なく読んでいたのでうろ覚えですが、最後の教訓も近いようでいて遠いと感じました。
偉いお坊さんが特徴的な自分の鼻に振り回されているのには違いありませんがw
それともう一作覚えのある作品がありました。
「妻への土産物」
あらすじは、妻をほったらかして別の愛人(もしくは二人目の妻)に傾倒している男が、風流に理解のある妻の方へ気持ちが戻る話です。
国語の入試問題集で見たと思うのですが、出典を忘れました。
問題集では「鹿の鳴き声」が水木漫画では「海松の付着した小蛤」でした。
漫画として表現するために変えられたのだとしたらかなり風流です。
ちょっと不思議な話もありますが、「幸せとは何か」と問われている気がする作品が多いと思いました。
従兄が好きだった理由は知りませんが、根強いファンが多いのも頷けます。
今昔物語(上・下巻)
水木しげる 著
図書館から借りて読みました。
いやぁ、おもしろい。
「赤鼻の僧」は芥川龍之介の「鼻」と同じ元ネタですよね。
元々の今昔物語を読んだことがないのですが、この二作やや展開が違います。
「鼻」は何気なく読んでいたのでうろ覚えですが、最後の教訓も近いようでいて遠いと感じました。
偉いお坊さんが特徴的な自分の鼻に振り回されているのには違いありませんがw
それともう一作覚えのある作品がありました。
「妻への土産物」
あらすじは、妻をほったらかして別の愛人(もしくは二人目の妻)に傾倒している男が、風流に理解のある妻の方へ気持ちが戻る話です。
国語の入試問題集で見たと思うのですが、出典を忘れました。
問題集では「鹿の鳴き声」が水木漫画では「海松の付着した小蛤」でした。
漫画として表現するために変えられたのだとしたらかなり風流です。
ちょっと不思議な話もありますが、「幸せとは何か」と問われている気がする作品が多いと思いました。
従兄が好きだった理由は知りませんが、根強いファンが多いのも頷けます。
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