生きにくさには種類があって、この本はコミュニケーションが苦手、ちょっと変わってて常識がないと言われてしまう、趣味にこだわる…などで生きにくさを感じている人が読む為の本です。
アスペルガー症候群かもしれない子、その親御さん、学校の先生たちへの、アスペルガー症候群についての導入に適していると思います。
悩んでいることへのヒントもたくさんで、しかしアスペルガー症候群の子どもでも読みやすい優しい本でした。
最近「生きにくさ」や「変さ」について考えております。
私がそういうことに否定的なのは、自分自身少し「生きにくい」と思っていたり「変な行動してる」と落ち込んだりしているからで、私の感じている生きにくさを否定されるようなことを言われたり、自分は変じゃないかと悩んでいる時は変わり者では生きていけないから可能性を否定するし隠していたりして、いろいろ自分勝手な思いがあったわけです。
私はそこそこやっていけてるから、多分障害はなくて、ないならないでそこに甘えられないから腹が立ったりもして、難儀な性格になったものだなーと思います。
自分が変わってる、人と違う、とか、自分の子どもが悩んでる、と思われたら、この本読んでみてください。
私は自分の偏見を無くすためにも勉強したいと思います。